式年遷宮 伊勢 河崎


5年ほど前の景観の日にシンポジウムで河崎のまちづくりについて話を聞いたことがあり、伊勢に行く際には一度訪れてみたいと思い、内宮の参拝の後、他のメンバーと別れて行ってみました。おはらい通りや伊勢市駅西側の外宮参道とは違い、閑散とした人通りを伊勢市駅東口から5分くらい歩くと通りの一番西側に着きます。
河崎は町を流れる勢田川の水運で江戸時代には大きな問屋街へと発展し、伊勢神宮への参宮客でにぎわう「伊勢の台所」としての役割を果たしていました。

代表的な街並みの風景が熱田川沿いの倉の景観です。川沿いは遊歩道が整備され、風情は感じられませんが、川沿いのファサードを近くで見ることができます。
 内側の街路は、曲がりくねった2軒幅の道路で、古い建物が所々に建っています。
家の入り口に案内看板があります。
 代表的な道路沿いのファサードです。母屋と蔵が並び手前を下屋が繋ぎます。
町家としては、間口が大きい家が建ち並びます。
舗装や電線等整備されていませんが、生活感を感じるまちなみです。
伊勢河崎商人館は、酒問屋「小川商店」を伊勢市が修復整備し、まちの拠点となっています。この建物は中に入ることができ、NPO法人が運営をしていて、とても親切に説明してくれます。蔵と母屋の間には中庭があり、茶室から眺める庭は、風情があります。

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