ピオニシティ高坂の夜景

日付が変わってしまったので、昨夜になりますが、ピオニシティ高坂の夜景の写真を撮ってきました。環境共生住宅団地認定をいただいた街ですが、レビューのまとめを今週末までにしなければいけなくなり、どうしても照明計画が実際どのようにできているのか、確認したかったので、雨上がりの街並みを見てきました。
 
 戸建て住宅地の夜は、どこも暗い街並みです。所々に防犯灯がありますが、エクステリアで照明が点いているお宅は少なく、家の1階はシャッター雨戸の家が多く、夜は閉まっているので、部屋の明かりも外に漏れてきません。また、ポーチ灯や門灯が設けられていても、点灯するのを忘れたり、電気代がもったいないので、点けない家も多く、最近の夜の街並みは本当に暗いです。
 今回、ここでは、門柱に門灯、道路沿いにガーデンライト、シンボルツリーの下にスポットライト、センターフットパス(3m歩道)のアプローチ部分にガーデンライトを設け、全てLED照明としました。LED照明なので、電気代は白熱灯の十分の一、電球の取替えは4万時間後になるので、お住まいの方々もコストを気にしないで、照明を点灯しておけます。さらに、ここでは暗くなると自動的に点灯するシステムとなっていて、家の中にスイッチを設けていないので、必ず点灯するようになっています。
雨上がりなので道路に明かりが反射して、いつもより明るいかもしれませんが、計画どおり、明るさを確保しながら、夜のまちなみが演出されていました。
センターフットパス(南入宅地と北入宅地の間の3mの歩道)沿いも、ガーデンライトが宅地の中間部分と、出入口部分の2箇所にガーデンライトを設けていますが、とても情緒ある夜景でした。
建物の北側の開口部は小さい開口部が多く、シャッターがないので、明かりが漏れてきます。

道路沿いは、門灯、スポットライト、ガーデンライトの3種類の照明が違った灯りを演出しています。
門とシンボルツリーが離れていたほうが、効果的で、スポットライトが壁面を照らすと、さらに明るく雰囲気が良くなります。
 
門柱に設けた下向きの照明は照度もあり、壁面を照らすとさらに明るくなります。
夜景の写真は実際見た感じと違う場合がありますが、今回の写真は、ほぼ同じような感じの写真となっています。
とても明るいので、熱を感じますが、LED照明は、発熱しない照明なので、熱も出さない本当に環境にやさしい照明です。
たまには、夜の住宅地を歩いてみると面白いと思いますが、くれぐれも通報されないように気をつけてくださいね。

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