雪の京都庭園&街並みツアー2 南禅寺

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待ち合わせの南禅寺の三門に行くのに、地下鉄東西線の蹴上駅から金地院の前の道を通ると、片側は丹波石の崩れ積み、その足元を水が流れすがすがしい気持ちになりました。金地院は、崇伝が徳川家光のために作らせた、江戸初期の代表的枯山水庭園として知られている、「鶴亀の庭園」があり、作庭は小堀遠州が当たったと言われている。本当はここを見学したかったのですが、この時点で集合時間を5分過ぎているので次回にお楽しみに。

京都の水文化を形成している琵琶湖疎水は、南禅寺の境内を疎水閣でまたいでいます。
南禅寺の池にもこの水が利用されています。この水のおかげで京都の水路は安定した水位の川が多く、川と川沿いの景観が一体感のある風景をつくっています。
今回の京都ツアーは犬塚先生の庭園案内がメインですが、いつも親切丁寧に説明していただけるので、大変勉強になります。以前は京都に来ても街並みだけを見ていましたが、最近は庭園もよく見るようになりました。
ここは、南禅寺本坊の左手の唐破風の大玄関へのアプローチ、この大玄関は特別な行事の時にのみ使用されるそうです。先生の説明によると「石敷のアプローチの直線性を強調させるために、白川砂利と苔のラインを曲線としているそうです。
南禅寺方丈庭園は小堀遠州作と伝えられ、江戸時代初期の代表的な枯山水庭園です。横長の庭園ですが、東側の建物よりのところに松があるのは建物を緩衝させるためか?
東山の緑も借景に取り込んでいます。
方丈庭園の東山側にある「六道庭」庭は、六道輪廻の戒めの庭です。六道輪廻とは、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六つの世界を我々は生まれ変わり続けるという仏教の世界観のことだそうです。すぐ上を疎水が流れていて、そこから水が池に流れてきます。
南禅寺三門と専門道場の間の道、正面は東山、緩やかな階段状の坂道は気持ちのよい空間ですね。
GOOGLE地図

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