雪の京都庭園&街並みツアー7 嵯峨野界隈

2日目は、桂離宮と修学院離宮に事前に4グループに分かれて予約をしているため、グループに分かれ行動しました。
私と犬塚先生は、最終日の27日に桂離宮の予約を取るため、御所にある宮内庁事務所に行きましたが、現地予約を取りに結構人が来ていました。27日学生2グループ9時と同じ時間の予約は取れませんでしたが、その後の10時を予約することができました。その後先生とは別れて、本日2時半に桂離宮の女性グループが嵯峨野の街並みを見るというので、先に大覚寺を見てもらい、私は予約してから大覚寺の入口で待ち合わせることにしました。女性ねえさんグループの一人は、5月に一人で私の提供した情報を基に、桂坂や嵯峨野を歩いたみたいですが、よくわからなかった場所もあるようで、嵯峨野まちなみスペシャルコースを歩きました。
ここはある宗教法人の敷地だが道路に面しているのは一部だが裏の山までが敷地のようです。
以前よくテレビに出演していた女性占い師が、ここで特別のお客さんを占うそうです。
なぜか二ノ宮金次郎の銅像も門の前にあります。
茅葺きの民家も何軒か残り、裏山の嵯峨天皇陵を背景に嵯峨野の田園風景が広がっています。
このあたりは、風致地区の中でも特に厳しい第一種風地地区に指定されていて、建ぺい率20%、最高高さ8m、道路からの壁面後退3m、隣地境界から2mとなっています。
道路沿いは生垣を基本とし、屋根は和瓦葺、外壁の色も制限されています。だからいつまでも美しい街並みが保全されますが、最近は300坪くらいの敷地が3宅地に分割されているところが増えています。また新しい建物の道路沿いは生垣が少なくなっています。このあたりは、東京の有名人の別宅や宗教家や、京都の呉服屋のゲストハウスなどがあり、表札が○○庵と書かれているのが多いです。
 嵯峨野鳥居本は以前に紹介しましたが、一番奥にある愛宕神社「一の鳥居」あたりは茅葺きの家が何軒かありその鳥居のところに平野屋という茶屋があります。
寒いので途中で引き返そうともいましたが、「茶屋がある」と言うと皆さんそこでお茶をいただこうと訪れ、抹茶とゆず菓子をいただきました。火鉢で暖をとりとても温まりました。
天竜寺と常寂光寺の間には、有名な観光スポットの嵯峨野の竹林と竹穂垣のみちがあります。
久しぶりに通ったのですが、よく手入れがされていますね。
嵐山まで来て、寒いので暖かい昼食を食べたくて入ったのが、「嵐山うどん おづる」
ちょっとモダンな店内。頼んだのは鴨と九条ねぎのうどんとかやくご飯とおぼろ豆腐のセットですが、みなさんよく食べます。やはりよく食べてよく歩くのがまち歩きの基本ですね。
このお店で女性グループと別れて、私は、なつかしい龍安寺に行くのに嵐電の嵐山駅に向かいました。

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