浦安の街並みを見れる映画カルテット

今日は正月セールが終わって静かになったイクスピアリに、映画「カルテット」を見に行ってきました。浦安市30周年記念映画ということで、85%のロケが浦安市で撮られたのですが、撮影が始まる直前の3月11日の震災があり、ご承知の通り液状化によりまちなみが壊れてしまいました。浦安での撮影が可能か検討されたようですが、なんとか撮影されていました。震災後に市民エキストラの募集が何度も告知されていましたが、震災後の大変な時期に大勢の方の協力があったみたいです。液状化の状況がわからないような場所や、あまり引かない映像が多かったような気がします。震災の影響がわかるのは、後ろのほうの街路灯が斜めになっていたり、堤防が波打っていたり、家族の住宅(浦安の住宅地の戸建てを利用)の道路沿いの土留めの前の道路が10cmくらい下がっています。
この写真は明海が丘公園から境川方向この公園は何度も出てきます。
市民としては、ストーリーよりもここはあそこだと考えているほうが多かったですが、一部わからないところもありました。またもう少し美しい景観が多いかと思っていましたが、思ったほど美しさを感じなかったのは、もっとこういう景観にしたいといつも考えているからか。ちなみにディズニーリゾートは一箇所も写っていません。たぶん肖像権など高い金額がかかるからでしょう。もうひとつ気になったのは、浦安市が後援(スポンサー)だからと言って、市長が何度も出てくるのはいかがなものか。
この写真の風景をお父さんが走っているシーンがあります。
やはり浦安市民としては一度見てもらいたい映画ですし、家族の絆や演奏映画としても楽しめます。結構ジーンとくるシーンもあり、また映画の最後に浦安市の震災後の写真が出てくるので、市民としては当時を思い出し、少しうるうるくるかもしれません。もうあれから10ヶ月経ちますが、復旧工事もやっと本格的に始まりました。

コメント