久しぶりの山梨県立美術館

26日の午後から甲府の実家に行きました。両親とも80代にもかかわらず、趣味や実益に励んでいます。今回行くことになったのは、父が所属している甲斐水彩の展覧会の最終日に、絵の搬出を行うためです。父は杖を突かないと歩けないのと、くるまを運絵できないので、そのために呼ばれたわけです。今年で最後と言っていましたが、まだ40号の絵を描く元気はあるようです。
母は、新県立図書館を考える会の代表をしているため、開館1年前のイベントを県民サイドで企画したシンポジウムがちょうど27日にあり、朝から出かけてしまいました。私は人数稼ぎにのために午後1時間くらい参加しました。
昔から図書館活動を行っている方々が集まっているので、私の子供のころを知っている方も多く、ちょっと恥ずかしい感じでした。実は県サイドも今月同じようなイベントをしているのですが、50人しか集まらなかったようで、それに対抗して開催しましたが、120人くらい集まり大盛況のようでした。
元図書館司書や子供の図書館活動などを行っている方が会員のようですが、保守王国の山梨県は県の主導、図書館が得意ではない設計事務所の考えを重視し、建築は環境重視の設計になっていますが、ソフトはいまひとつのようです。
その後、搬出のために久しぶりに山梨県立美術館に行きました。隣に文学館もあり、いまだにミレー人気は存続していて、来館者も多いようです。


開館当初から少し増築されていますが、前川國男らしい建築デザインは落ち着いた雰囲気をかもし出していました。残念なのは「いいじゃんけ池」に水がなかったことですかね。

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