以前仕事をしたリファージュ高坂の隣の街区を、住宅生産振興財団(ハウスメーカー8社の共同事業)によりまちづくりが行われ、建売住宅1期の販売がゴールデンウィーク前から5月末まで行われました。震災の影響で、材料がそろわない建物もあり、外構工事も遅れ、やっと全棟完成しました。そんなことで、なかなかここを紹介する機会がありませんでしたが、昨日現地に行ってきたので、ご報告いたします。
全戸で146戸の一団の街区ですが、今回は土地の造成は都市整備機構が行い、出来上がった完成宅地についてまちなみガイドラインを設けています。建売が1期2期合わせて48戸、建築条件宅地は98戸です。メーカーによっては条件付き宅地も建売として販売しているところもあります。今回の街区の特徴は、北入宅地と南入宅地の間に3mのフットパス(歩行者通路)が各街区に設けられています。リファージュ高坂の考え方を取り入れて設けられているのですが、あまりに直線で、植栽スペースもないので、さみしい限りです。
南側のメインの入口と北のメインの入口から中央の街区公園につながる歩行者専用道路が設けれれています。ここも直線ですが、少し灌木が設けられています。
中央の外構公園の中央には、街のランドマークとなるようなケヤキの大木が植栽されています。しかしほかには高木がなく緑量感はあまり感じない公園で、しかも周囲にはなぜかネットフェンスが設けられています。隣地側は必要と思いますが、なぜ道路側にも設けるのか?
西側のメインの入口から東方向にまちのメイン道路があり、この道路の北側の宅地は南北両面に道路があるおで、北側からアプローチし、南側は生垣などにより緑の連続性を演出できます。そこでこの通りのシンボルツリーはイロハモミジとし、特徴ある街路樹を演出しました。
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