京都のまちなみ 桂坂2

高低差処理宅地、ここは昔私が担当した街区です。北側に幹線道路水路がある宅地で、南側の道路と5mくらいの高低差があり、よう壁で3m宅地内の段差で2.5m水路沿いの景観を保つため1mの植栽帯を設けた宅地です。本当にお金がかかった建物と宅地ですが、きちんと作られているので、今でも良い町並みができています。

よう壁を和らげるために部分的に前面の植栽帯の奥行をとり植栽


桂坂で一番多きのではないかと思われる住宅、ヨウ壁を6mくらい後退させて、植栽スペースを設けています。本当にすばらしいです。

最初のころの大型街区、洋風と和風がミックスされていますが、宅地が大きいので違和感を感じませんが、宅地が大きいと建物も大きいです。

駐車場はこのようなスリットの扉がある住宅が多いです。クローズドのまちなみです。

門扉がこのように道路から見えないうちが多いです。アプローチも見えない。京都のまちなかもこのようなアプローチが多いです。

おなじみのミサワホームのced街区です。新和風のお屋敷街をコンセプトに当初からあまり変わらないまちなみです。
街区の角にはコモンスペースが、ごろた石のベンチに照明が組み込まれています。

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