内井昭蔵の思想と建築



2月5日東京農大で開催された里山セミナーのあと、内山昭蔵展が開催されている世田谷美術館に立ち寄りました。世田谷美術館ができた当初何回か訪れましたが、久しぶりに夕闇迫る世田谷美術館は屋根の色が赤くなったのと背後に建物ができましたが、他はかわらず落ち着いた雰囲気でした。
私にとって内井昭蔵は大好きな建築家です。学生時代には東京YMCA野辺山青少年センターを何度も訪れ、スケッチした思い出があります。




また住宅地の仕事を始めてから京都の桂坂の戸建集合住宅は地形を活かしながら新しい京都の住まいを印象付ける建物です。最近の建築は地域環境よりも建築の主張が強い建築が多いですが、ランドスケープをとても考えた建築を設計できる建築家として、大変尊敬できる建築家と思います。
過去の図面が展示されていましたが、やはり図面は手書きのほうが設計者の思いが伝わるような気がします。

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