まちなみを彩る樹木検査



なぜか西日本より早く関東信越地方が梅雨明けしてしまいましたが、今年の梅雨は比較的過ごしやすい梅雨でしたね。
16日に関東でも暑いといわれている熊谷の近くの寄居に、8月末にまち開きとなるリファージュ高坂の樹木材料検査に行ってきました。寄居は最近庭木や地被類の生産が盛んなところのようで、あちこちに畑がありました。
今回はアクセントツリーのシラカシ株立とシンボルツリーのヤマボウシ株立、サブシンボルのシマトネリコを確認に来ましたが、シマトネリコは鹿児島から持ってくるみたいで、まだあまりそろっていませんでした。

最近の人気の樹種はヤマボシ、シラカシ、シマトネリコ、ソヨゴのようで品薄のようです。


隣の畑にはアラカシやハナミズキが植わっていましたが、樹木も流行があるようです。最近の傾向は葉が明るい色、しなりがある樹木、在来種のようです。

生垣は生産地が関西方面ということで、サンプルだけ現場で拝見しましたが、1.5mのシラカシと1.2mのキンメツゲは路地物で何とか葉張りがありましたが、1.2mのマサキはポットものであまりに貧弱なのでダメだししました。これでは生垣ではなく竹垣になってしまいます。生垣はまちなみのなかで一番緑を多く感じさせ、プライバシーも守る大事な緑です。生垣の質によりまちなみの質も変わってきてしまいます。



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