甲州市塩山駅前の甘草屋敷

土曜日に塩山の屋敷の草刈に行きました。この日は一人で600坪の敷地の刈り払いでしたが、今年4回目なのか、大変刈りやすかったです。
作業が予定より少し早く終わったので、一度寄ってみたかった甘草(かんぞう)屋敷を見に行きました。中央本線塩山駅の北口駅前になぜかこのような建物が建っています。約5000㎡の敷地の中に、旧高野家住宅と附属屋五棟(巽蔵・馬屋・東門・文庫蔵・小屋)が、建っています。
 この旧高野家住宅が甘草屋敷と言われるのは、高野家が、江戸時代に薬用植物である甘草の栽培をして幕府に納めていた家だからです。現在は市が買い取り公園となっています。
主屋は、切妻屋根の前面上部に2段の突き上げ屋根を設けた甲州民家と呼ばれるこの地方特有の建築となっていて、元は茅葺き屋根でしたが現在は銅板葺になっています。
 縁側と庭
 この屋敷の中のこの建物は文庫蔵といわれ、こども文庫(現在は甲州市分館こども図書館)になっています。重要文化財の建物ですが、図書館として利用されているのは、ここくらいですね。
 ここなら一日本を読んだり、遊んだり、一日過ごせそうです。
 馬屋の屋根は茅葺きです。
文庫蔵へのアプローチは芝のへこみのアプローチとなっています。

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